値段はそのまま、量だけ増える。それだけのことなのに、なぜこんなに胸が躍るのだろう。ローソンの「盛りすぎ」が、今年も帰ってきた。しかも今回は、盛るだけでは飽き足らず、合わせたり濃くしたりと、やりたい放題になっている。
ローソンが創業51周年を記念して始めた大型企画、その名も「超ハッピーすぎ!チャレンジ」。6月2日から4週間にわたって、全部で50品が日替わり・週替わりで登場する。名物の「盛りすぎチャレンジ」を中心に据えつつ、新しい遊びをいくつも足してきた、かなり気合いの入ったお祭りだ。
盛りすぎチャレンジ自体は2023年2月の初開催から数えて、今回で8回目。実施期間中は1店舗あたりの来店客数が前年比で約5%増えるというから、もはやローソンを代表する集客装置になっている。みんな「お値段そのまま増量」という言葉に弱すぎる。私もだ。
今年は「4つのやりすぎ」が同時開催
超ハッピーすぎ!チャレンジの中身
📈
盛りすぎ
創業51周年にちなんで、価格そのままで重量などを約51%増量
🤝
合わせすぎ
2つの商品を一度に楽しめる、合体グルメ。欲張りが正義
🔥
濃すぎ
従来品と比べて、味わいを約51%濃くした強気の一手
さらに6月3日の「ローソンの日」に合わせて、過去最大となる約63%増量の商品まで登場。51%でも十分すごいのに、63%。もう増やせるなら増やしたいという気持ちが伝わってくる。
狙いたい注目アイテム
50品もあるので全部は紹介しきれないが、思わず二度見した面々をいくつか。週ごとにラインナップが入れ替わるので、お目当てがある人は発売日のチェックが必須だ。
盛りすぎの象徴
盛りすぎ!プレミアムロールケーキ税込214円
クリームの暴力。でも幸せ
盛りすぎチャレンジといえばこれ、という定番。いつものプレミアムロールケーキが、値段そのままでクリームをこれでもかと増量して帰ってくる。通常品と並べると一目で分かる“盛り”っぷりで、カロリーのことは食べ終わるまで考えないのが流儀。
合わせすぎ枠
合わせすぎ!欧風カレーパン&はみでるメンチカツ
そんなの、合体させていいんだ
今回の新企画から。カレーパンとメンチカツという、それぞれ単体でも強い者同士を一つにまとめた力技。名前に「はみでる」と入っている時点でもう勝っている。考えた人、たぶん楽しかったと思う。
63%増量の主役
ソース焼そば 63%増量ローソンの日
過去最大の盛り、ここに極まる
「ローソンの日」に合わせて登場した、過去最大の約63%増量。同じ値段なのに、フタを開けた瞬間の麺の量がもう違う。こういうのを見せられると、増量という行為そのものにエンタメ性があることを思い知らされる。
→ 「でからあげクン 夢のMIX味」の6個入りも、この企画の中で登場。からあげクン40周年とも地続きになっている。
COLUMN / なぜ「増えるだけ」でこんなに嬉しいのか
冷静に考えれば、増量というのはただ量が増えているだけで、新しい味でも新商品でもない。それなのに、「お値段そのまま約51%増量」の文字を見ると、財布のひもがゆるむ。不思議だ。
たぶん、得をした“感じ”が分かりやすいからだと思う。割引はレシートを見ないと実感しにくいけれど、増量は手に取った瞬間に重い。目で見て、手で持って、すぐ分かる得。この直感的なお得さに、私たちは毎回まんまと釣られている。そして、まんまと満足している。それでいい気がする。
✦ 盛りすぎチャレンジの本質 ✦
「割引より増量のほうが、
なぜか得した気がする。
手に持つと、重いから。」
── 期間中つい余分に買ってしまう人より
買うなら、ちょっとだけ作戦を
この手の企画は「なくなり次第終了」が基本。人気商品は夕方には棚が寂しくなっていることもある。お目当てがあるなら、発売日の早い時間に動くのが鉄則だ。それと、週替わりで顔ぶれが変わるので、「先週あったのに今週ない」は普通に起こる。見かけたときが買いどき、という気持ちでいたほうが後悔しない。
6月いっぱいの期間限定。期間が終われば、増量も合体も濃いめも、すっと日常に戻る。お祭りは終わるから楽しい。終わる前に、一つでも多く“やりすぎ”を体験しておきたい。
✦ やりすぎてくれて、ありがとう
同じ値段で量が増える。たったそれだけの企画が、毎回これだけ盛り上がるのは、ローソンが「お得を、目に見える形で渡す」のがうまいからだと思う。51%も、63%も、合体も、ぜんぶ分かりやすく楽しい。
難しいことは抜きにして、棚で「盛りすぎ」の文字を見つけたら、とりあえずカゴへ。それがこの4週間の、正しい過ごし方だ。